1. HOME
  2. タイビジネスニュース(2013年3月)
  3. 天然ガス依存からの脱却目指す
天然ガス依存からの脱却目指す
 エネルギー首脳は、この程、エネルギー政策を練る職員らに対して発電用燃料を再検討するよう指示したと明らかにした。これは、発電に用いる天然ガスを石炭や水力に変換することを示唆するもの。現在タイ国内の発電は、全体で天然ガスに70%依存しているとされる。2030年を目処に、45%に引き下げることを目指すとのことだ。これは、天然ガスの輸入量を削減することを狙ったもの。同首脳によると、石炭燃料を使用した発電量は、今後17年間にわたり1万メガワット(MW)にのぼる見通しとのことだ。

 同首脳によると、天然ガスを発電用として継続使用すると、メーカーのコスト高につながり、競争力が低下することになるとしている。天然ガス発電は、今後10年間にコストが倍増する見通しだとされる。同首脳は、2030年にはバイオマス、バイオガスによる発電量は、1万MWとなる見通しとしているものの、電力需要全体の25%を賄うことに留まるという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


タイ国内新聞記事クリッピングサービス
ARKでは、タイで発行されている新聞記事の中からご希望のテーマに関する新聞記事をご提供するクリッピングサービスを行っております。
クリッピングサービスに関するお問い合わせは以下よりお気軽にご連絡ください。

クリッピングサービスのお問い合わせ

  1. HOME
  2. タイビジネスニュース(2013年3月)
  3. 天然ガス依存からの脱却目指す