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　上場リース会社、グループ・リース社(GL)首脳は、この程、GLの業績が今年も継続して上昇するとの見通しを明らかにした。GLは昨年、3億5700万バーツの純益を上げたという。前年の純益は、2億1500万バーツに留まったとされる。同首脳によると、昨年の業績は想像以上だったとしている。これは、GLの積極的な事業展開とタイ国内のディーラーとの良好な関係を結んだため。健全な事業展開には、不良債権を最小限に留めることだとしている。GLの不良債権は、2011年に2億500万バーツにのぼったものの、昨年には4500万バーツに下がったという。

　また、昨年GLを利用したオートバイ購入者は8200台に達したとしている。前年は、3800～4000台だったとされる。前年の業績が芳しくなかった要因は、同年10月に69年ぶりとされる大洪水の影響によるものとのことだ。GLの業績は、昨年から継続して今年も同様の傾向を示す見込みだという。GLは、国内事業を積極的に拡大し、今年第3四半期にはカンボジアへ進出する予定だという。

　GLは、年内に1万台の利用者を目指すとしている。現在の状況では、1万台を今年5月にも達成する勢いだとされる。また、GLのカンボジア事業は、月間ベースで2000台の利用者が見込めるとのことだ。GLの同国進出は、2016年に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)を見据えたもの。

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