タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　製油・石油販売のバンチャク・ペトロリアム社によると、昨年第4四半期の純益が、11億5000万バーツにのぼったという。これは、前年同期比で105%に達する増加を意味するもの。同社の業績が拡大した要因は、製油利益の上昇などによるもの。

　これに対して、同社の昨年の純益は43億バーツに留まったとされる。これは、前年と比較して23.8%に及ぶ減少を示すもの。同社の利益が、昨年縮小した要因は、石油備蓄のため事前に発注したことによるもの。昨年の備蓄発注量は、金額に換算して26億バーツだったとされる。前年は、僅か1500万バーツだったとしている。

　同社の今年第1四半期の純益は、昨年同期と比較して上向く傾向にあるという。これは、製油による純益が上昇することと、備蓄した石油の購入価格が１バレル当たり107ドルだったことによるもの。石油価格は現在、ドバイ原油価格は、１バレル当たり113ドルだとされる。

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