セメント需要が、伸び続ける│タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　展示場運営のバンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター社(BITEC)首脳は、この程、資金50億バーツを投じて事業拡大を図る計画を明らかにした。同計画は、展示スペースを拡大し、オフィス・ビルを新設するもの。また、同計画は、2015年に向けてMICE市場が成長することを見据えたものだとされる。

　同首脳によると、30階建て構造のオフィス・ビルを新設し、新展示場を4件増設する意向だという。同計画は、2016年に完工する予定とのことだ、展示場は、現在の5万400平米に2万5000平米が追加される見通しだとされる。

　タイは、物価が安価なため観光客に人気が高い訪問先が多数あるだけでなく、MICE市場も同様だという。イベントを開催する費用は、シンガポールと比較して20～30%タイが安価だとしている。同社は、2020年に向け、トップクラスの展示会議所を目指すとのことだ。また、2016年に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)により、展示会議所の需要が、高まるという。

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