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農業より、観光業が有望か
 前財務省首脳は、この程、インラック・シンナワット政権は、農業より観光業の促進に重点に置くべきだとの見解を明らかにした。コメを年に2回、3回生産しても、過剰生産となるため低価格となり、アフリカへ輸出するしか道はないとされる。同首脳によると、貧国に対して輸出を行っても、タイが裕福にはならないとしている。一方、観光業は国内の住民を裕福にする一助となるとのことだ。このため、観光業に重点を置く必要があるという。

 年に3回もコメを生産したところで、環境に悪影響を与え、毎年恒例となっている洪水の原因となるとされる。このため、政府は世界市場のコメ価格より高額を維持する策を講じるべきとのことだ。同首脳は、タイの全人口に対して稲作農家が40%を占めていると指摘した。これを半数に削減し、生産量を維持するべきだとしている。農業に従事していた国民は、観光業やその他の工業に従事することが可能だという。タイを訪問する観光客は、中国が依然としてトップだとされる。これに続き、インドがロシアやマレーシアを追い抜く見通しだとしている。インドの人口は、13億人とされ、このうち5%が富裕層として、6500万人の市場はタイにとって巨大なものとなるとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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