タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　ホテル運営のドゥシット・インターナショナル社首脳は、この程、2億～3億バーツを投じて既存のホテル施設を改装する計画を明らかにした。同計画は、不況を乗り越えたホテル事業が好調なため執られる措置。同首脳によると、近く中国にホテル5軒を開業する予定だという。また、これに続きインドのデリーにも、オープンする意向だとしている。

　同首脳は、タイ国内で改修されるホテルは、バンコク都内に位置するホテル、東部リゾート地パタヤ、中部ホアヒン、南部プーケットだと述べた。今年上半期に外国人観光客の増加を受け、来年に向けて観光産業が順調な推移を示す見込みだとされる。観光産業は、昨年及び一昨年の親タクシン・シンナワット派による騒動で致命的な影響を受けたという。特に昨年は、バンコク都心部ラプラソン交差点に4月上旬から5月中旬まで居座った。このため、周辺のホテルは休業、小売店舗も休業に追い込まれた。しかし、「赤シャツ」派らは現在も活発に活動している状況だ。

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