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タイの青果物輸出が、増加傾向
 北部および東北部一帯に及ぶ大洪水にもかかわらず、今年もタイの青果物輸出が、拡大傾向を示しているという。

 タイ青果物生産業者協会首脳は、この程、今年の生産高が昨年のそれを上回るとの見通しを明らかにした。同首脳は、従って、今年の輸出は順調だが、国内の天候不順および洪水が災いしたと述べた。このため、作物の生産が減少するとともに、品質の低下をもたらしたと、同首脳は指摘した。

 同首脳によれば、タイの果物輸出の主役は、ドゥリアン、ロンガン、マンゴスティンなどだとされる。最近は、韓国がマンゴスティンの新市場として、にわかに浮上してきたという。

 同首脳は、今年初めの6ヶ月間の冷凍・乾燥果物輸出が、総額106億9000万バーツにのぼったと明らかにした。これは、昨年同期と比べて、29%の増加を意味するもの。同首脳によると、昨年のタイの果物輸出が、総額172億2500万バーツに達したと述べた。

 同首脳は、タイの果物輸出の主要市場が、5カ国にのぼると明らかにした。これらトップ5は、中国、香港、インドネシア、ベトナムのアジア諸国に加え、米国だとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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