NESDBが、経済成長率を見直し
国家経済社会開発委員会(NESDB)首脳が、この程明らかにしたところによると、今年のGDPが、当初予想されていた4.5~5.5%を下回る見通しだという。NESDBは、今年の経済成長率は昨年比で4.2~5.2%の幅で推移する見込みだとしている。同首脳によると、今年第3四半期、第4四半期の動向が懸念材料とのことだ。これは、世界経済の不透明感、折から昂進を示すバーツ通貨、およびタイ国内の消費がやや低迷を示す見通しとされる。国内消費が低迷する要因は、昨年末まで実施された第1台目自動車購入に関する税優遇措置などの目玉商品がないことによるもの。