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AISが、依然として市場で優位か?
 携帯電話通信サービスのAIS社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年同社は携帯電話端末機市場の半数を確保する見通しだという。同市場は、2500万台だとされる。同首脳によると、年内に流通する端末機は、スマートフォン(多機能携帯電話端末機)やタブレット型パソコンが含まれるとしている。携帯電話端末機は、年内に第2世代(2G)通信から第3世代(3G)通信へ移行するため、販売台数が増加することは必至とのことだ。

 タイ国内の携帯電話利用者は、合計7500万件だという。これは、利用者が2~3件の携帯電話を含む移動型データ通信を行っていることによるもの。同首脳によると、非音声通信の市場規模は、年内に650億バーツに達するとしている。これは、昨年比で25%の増加を示すもの。これに沿って、同社の非音声通信事業の売上高も昨年と比較して25%の上昇を示す見込みだとのことだ。昨年同社の同通信の売り上げは、260億バーツだたという。

 また、同社の利用者数は今年、1500万件に及ぶ見込みだとされる。昨年は、1200万件、2011年は1000万件だったとのことだ。同社が、競合他社と比較して利用者が多い要因は、現在海外逃亡中のタクシン・シンナワットが首相当時、同社への優遇措置を行ったことによるものだとされる。このため、公平な3G通信では競合他社と比較して優れたものはないため、市場競争で伸び悩んでいるという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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